• 月曜日 , 23 10月 2017

経穴の漢字の由来、意味について考える!

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経穴の名称は、体の部位や形、その働きや機能等の特色により名付けられています。例えばいくつか紹介すると骨や関節からその経穴までの距離を〇〇寸と測り決定するもの(足三里、手三里など)や、解剖学的に骨や筋肉と関連付けて名付けている(完骨、京骨など)ものなど様々です。今回は経穴の漢字がどんな意味を持つのか考えてみましょう。

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「兪」という漢字が成す意味

「兪」という漢字が付く経穴は、背部兪穴と呼ばれる背中の臓腑の名称が付いた経穴が有名ですが、その他も臑兪(じゅゆ)、肩中兪(けんちゅうゆ)、肩外兪(けんがいゆ)などの経穴があります。

「兪」は、

  1. 木を刳り貫いて作成した船という意味
  2. 同意という意味
  3. 治す、治る、癒す、癒えるなどの意味
  4. 背中にある灸の経穴の意味

と国語辞典を調べると記してあります。兪は特に兪募穴のうち、背中にある兪穴を意味しますが、井穴、榮穴、兪穴、経穴、合穴の兪穴と同音であり区別が必要です。

「風」は風邪に効果あり

「風」が付く漢字の経穴は、風池(ふうち)、風門(ふうもん)、風府(ふうふ)などがあり、五邪と呼ばれる「風、暑、湿、燥、寒」のうちの「風邪」(ふうじゃ)が侵入しやすい場所でもあり、咳や鼻水、発熱の症状が出るあの「風邪」(かぜ)の特効穴でもあります。特に頭頂部や肩などの上半身に点在することでも有名です。

風邪という名前で一般的には知られていますが、医学的用語ですと「感冒」などと言います。

ですので一般的に言われる「風邪」(かぜ)をこじらせた場合は「風」の付く漢字の経穴に刺激を加えてみてはいかがでしょうか?

「太」と「大」の違い

経穴の世界では「太」や「大」、大きいや太いという漢字が使われます。太乙(たいいつ)、太淵(たいえん)、太衝(たいしょう)や大都(だいと)、大鐘(たいしょう)、大陵(だいりょう)などです。

「太」に関しては大きいや太いという意味はもちろん、「始め」、「第一」など最初に〇〇するという意味もあります。

「大」についてはものや出来事が大きいという意味や最も〇〇であるということを意味するそうです。

また「泰」という字が基となり「太」や「大」が構成されたという説もあります。「泰」は穏やかなという意味がありますので「太」や「大」にもそういった意味があるそうです。

このようにアルファベットなどとは異なり漢字は一字で意味を成します。経穴を覚える場合はぜひこの漢字の意味も考えて覚えてみてはいかがでしょうか?

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トップ・アイキャッチ画像引用元:Photo AC 紺色らいおん


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