• 火曜日 , 22 8月 2017

あんま・マッサージ・指圧の違いとは?

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「何となく腰が痛い・・・。」ということや「肩がだるくて重いな・・・。」と思った時に、意識せずにその部分に手を当てて、揉んだり擦ったりすることがありますよね?そのように体のいずれかに「こり」や「痛み」を感じた時に無意識にその部分に手を持って行くことを「手当て」と言います。手を患部に持って行き擦ったり、触れることは「医療行為」の原点であり、最も簡単に施すことが可能な医療行為のひとつと言えるでしょう。この「手当て」の発展していったものが「あんま」や「マッサージ」、「指圧」という手技療法に当たります。今回はこれらの手技療法の違いについての記事です。

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「あんま」は中国発祥

たしかに言われてみれば「あんま」というものについて深く考えたことがなかったという人は多いのではないでしょうか。

発祥は中国であるとされその歴史は古いと言われています。ルーツは「黄帝内経」(こうていだいけい)に記載されていた治療内容にあります。

「あんま」の「按」(あん)は「押す」、「押さえる」という意味で「ま」は撫でるという意味です。

体調が悪い、病気に掛かった時にその患部を押さえたり、撫でたりするという「手当て」をすることで血流を改善し、血の循環を良くすることが目的で施されてきた古来からの「あんま」。

現在の「あんま」は手指で「揉み」、「押す」、「こねる」、「つまむ」などの技を駆使し、体の中心から外方向に向かって刺激を加えるのが基本となっています。

また衣服の上から施術することも特徴です。

欧州生まれの「マッサージ」

日本では体を揉みほぐすことの総称を「マッサージ」と言いますが、起源はフランスです。

フランスの理学療法のひとつとして手技療法が発展したものです。考えとしては西洋医学による解剖学、生理学が基本となっていて血流やリンパの流れを良くすることを重視しています。

やりかたとしては体の外側から心臓の方(中心)に向かって刺激を加えるので「あんま」とは反対方向への刺激を加えます。

また皮膚の上から直接手を触れますので、オイルや潤滑剤を使うのも特徴です。

日本が生んだ「指圧」

指圧は、古来から伝わるあんまの「押す」という技術に、「導引」と呼ばれる大気を体内に取り込む技法や「柔道活法」という柔道が由来の施術が基本となっています。

特に母指で皮膚に垂直に押圧する方法がメインで経絡経穴を刺激部位として行うとより効果的です。

カイロプラクティックやオステオパシーといったアメリカで発展したものとは異なり日本独自で育ってきたものと言えます。

国家資格「あんまマッサージ指圧師」

巷に蔓延る「マッサージ店」というものは数々ありますが、それはあくまで「揉み」、「ほぐし」などの言葉に惑わされ正規の国家資格を保持している「あんまマッサージ指圧師」がいる店とは限りません。

「あんまマッサージ指圧師」は国が認めた国家資格。「マッサージ」という言葉を使い看板を掲げられるのは彼らしかありえないのです。

最近は「あんま」、「マッサージ」、「指圧」という言葉を使わずにうまくそのような店だと客に思わせ営業している店も多々あります。

はり師、きゅう師と同じ専門学校、もしくは大学で3年~4年勉強し、卒業できればやっと受験資格が得られる資格です。

しかも資格試験に合格しなければ意味がありません。「はり師」、「きゅう師」、「あんまマッサージ指圧師」の3つの国家資格を一気に受験する場合を「トリプル受験」なんて言いますが、「共通科目」と「専門科目」それぞれである一定の基準の点数を満たして初めて合格です。

医学的知識、一定の基準を満たし、国から認められている訳ですから、そういった意味では体を預けて安心です。

どこまで人間の体のことをわかっているのか不明な国家資格無資格者に間違った施術をされ怪我をするような事例もありますのでくれぐれも注意してください。

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トップ・アイキャッチ画像引用元:photoAC acworksより


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