• 火曜日 , 27 6月 2017

「気滞」、「瘀血」にならないように体内の潤滑を良くしよう

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東洋医学の独特な考え方のひとつに「気・血・水」のバランスが整っている状態が「健康」であり、またそのバランスが整っていないことが「病気」や「不健康」な状態であるという考えがあります。これは自然の摂理に基づく考え方でもあり、あらゆる物は常に「流れ」を持っていてその「流れ」が「滞る」あるいは「汚れる」ということが起こると自然の摂理に反した状態になることはご理解頂けるでしょう。今回は「気滞」、「瘀血」、「水滞」などの東洋医学的な病因を考えてみます。

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「滞る」、「止まる」ことは不自然

東洋医学的な観点から考えると万物の事象、すなわち「自然の摂理」が根本として考えられることがわかります。要は自然の摂理通りに物事が進んでいくと病気しないし、不自然なことが起こると病気になるという考え方です。そこでキーワードとなるのが「流れ」ではないでしょうか。

確かに「川」を考えると、川には水が流れていて山の源泉から下っていって海に流れていくという常時「流れ」があります。この「流れ」が無くなった時に水は淀んでヘドロが溜まったり、腐ったりします。ペットボトルの水も同じで、何週間、何ヶ月も放置していたら腐るのと同じですね。

「空気」も同じで長い時間、窓を閉め切って何時間もそこにいると息苦しくなったり、何となく重苦しい雰囲気になるはずです。酸素が薄くなって一酸化炭素や二酸化炭素が充満したりということもありますし、「換気」して外と内の空気を入れ替えることも大事になってきます。

このように自然の流れに反し、「滞る」、「止まる」、「停滞」するとうことは「不自然」と言えます。

人間の体も常に「循環」している

人間の体に関しても同じです。人間も「自然の摂理」の一部であることは間違いありません。その摂理に反すると病気したり、体調を崩すのです。

血液を考えると心臓を主なポンプとして体全体を回ってあらゆる細胞を栄養しています。血液も「流れ」が無かったら体全体の細胞は栄養されないし、血液が汚れたり腐ったりしていればもちろん不健康な状態になります。

脂っこいものや揚げ物が好きで毎晩食べている人は血中コレステロール値や中性脂肪が増え、血液の流れが悪くなったり、血栓ができたりするという話はよく聞くことだと思いますので、何となくイメージできると思います。

血流が滞ったり、血が汚れたりすることを東洋医学では「瘀血(おけつ)」と呼び、度々使われます。

「気」の滞りが癌を作る?

古代ギリシャのドクターのガレノスは西暦100年~200年前後ですでに「終始憂うつそうにしている女性は、楽天的な女性よりガンにかかりやすい」と述べたり、1944年のアンデルホン博士によるとネズミの実験で「隔離」して、「さびしさ」というストレスを与えると、その隔離の頻度に比例して「ガン」にかかりやすくなるというデータもあるそうです。

気と血の流れをよくするとなぜ病気が治るのか―体を中から温める体内クリーニングの効果 (プレイブックス) より引用

人間も動物も「気」持ちや「気」分によって健康、不健康への関係があるということがわかります。「病は気から」という言葉は本当に面白い言葉だなと思います。

「気」を閉じ込めて、自ら「気滞」を作ってしまう人より「気」を外に発散されられる人の方が病気になりにくいということです。

あくまで「ガン」は最終的な状態かもしれませんが、頭が重い、何となくだるい、消化器系に膨張感があるなどの「症状」もこの「気滞」が関係しています。

ストレスを溜めず、前向きに笑顔を忘れないということが一番の薬かもしれないと再確認させられました。

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One Comment

  1. 「歯科」と「鍼灸」って関係あるの? | 東洋医学ワールド
    2015年12月12日 at 10:59 AM - Reply

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