• 土曜日 , 20 4月 2019

がんについて知ろう。女性に多い大腸がんとは

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colon cancer

がんで死亡する女性の原因第1位は大腸がんです。男性でも大腸がんは第3位であり、もともと大腸がんは発生頻度の高い病気です。しかし、女性の中には大腸がんの検査や受診が恥ずかしくて症状があっても放置してしまう人が多いと考えられます。ですが、大腸がんは早期発見すれば完治できる病気です。東洋医学的な考えも踏まえて正しい知識を身に着けましょう。

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大腸がんとはどんな病気か知っていますか?

大腸とは便をつくる臓器ということはわかると思いますが、主に水分を吸って便を形作る役目をしています。そのため大腸の始まりの便は泥状です。段々と肛門に近づくと便は固形になります。

大腸がんの原因は一つではありません。遺伝やストレス、喫煙や食事内容、便秘などの要因が重なって発症すると考えられています。特に肛門に近い直腸やS状結腸と呼ばれる部位は便が固形になっており、腸のストレスが多いため、大腸がんの約7割がこの部分に発病します。

症状が出てから病院に行っても遅い、大腸がんは検診で早期発見を

大腸がんは大腸の壁の内側にできます。ところが大腸の内側には痛みを感じる神経がありません。ですから大腸がんで痛みを感じる場合は、病気が進んで便がつかえたり、大腸の外まで大きくなって他の神経を刺激した時になります。

一番早期に発見できるのは健康診断で行われる便潜血検査です。これは便を2日分採取して提出するだけです。2回のうち1回でも便に血が混じっている陽性と結果が出た場合は、大腸がんの精密検査を受けましょう。

病院ではどんな検査をするの?

大腸を検査する方法は3通りあります。大腸にガスを入れてCTを行うCTコロノグラフィー、大腸にバリウムを入れて行う注腸検査、大腸カメラです。いずれも下剤を服用し大腸を空っぽにして検査を行います。

女性の場合、おしりを見せることに抵抗があって検査を受けない方が多いと思いますが、通常はどの検査も肛門しか見えないように小さく丸く切り抜かれた、紙製の下着に着替えて検査を行いますので、陰部が見えることはほとんどありません。それでも抵抗がある人はネットや病院に問い合わせて、女性の医師や検査技師で検査が可能か聞いてみることもできます。

今では血液の検査キットを使い自宅で簡単に腫瘍マーカーの数値を調べられるものがありますのでそういったものを活用するのも良いかもしれません。

大腸がんの頻度

便潜血陽性で精密検査を行った場合、大腸がんである割合は約3%です。また大腸ポリープは約20%に見つかります。大腸ポリープは前がん病変と考えられています。つまりポリープの段階で治療ができれば大腸がんを防ぐことができます。

大腸ポリープは5mmから20mmであれば大腸カメラで取ることができますが、大きくなればなるほどがん細胞が混じっている割合が増えるため、場合によっては20㎜以下でも開腹手術が必要になることもあります。

全く病気のない大腸から大腸がんができるまでには通常5年以上かかるといわれています。ですので、大腸を直接見る検査をおこなって、全く異常がなかった場合、5年間は安心できます。しかし便潜血検査はすべての大腸がんを見つけられる検査ではありませんので、便潜血検査は年1回の間隔で行うことが勧められています。

東洋医学とがん

私が知り得る範囲でも東洋医学を使いがんの治療を行っている先生はいますし、私もがんの患者さんに携わることは多いです。

お薦めとしてはホリスティック医学の第一人者である帯津良一先生の考えや本はかなり東洋医学向けで面白いと思います。

「ガンを治す108の方法」という本はたくさんのがんに効果のあると言われる方法が紹介されていて勉強になるでしょう。

そこに出ているお灸の分野で「枇杷葉温灸」などは特に免疫力を上げるのに長けているということです。

鍼灸師の先生でがん専門でされている方でこの「枇杷葉温灸」をメインでされている方はけっこういると思います。

また「食養」や「マクロビオティック」などの東洋医学的な「食」に関する考えについては特に大腸には関係してくるので重要です。

まとめ

大腸がんの検査は女性にとって恥ずかしい検査かもしれませんが、大腸がんが進行して発見された場合、大きな手術が必要になったり、人工肛門が必要になるなどその後の生活が大きく変わってしまいます。

逆に早期発見できた大腸がんや前がん病変である大腸ポリープは大腸カメラで治療ができ、数日の入院で通常生活に戻ることができます。

女性で最も多いがんは乳がんですが、がんで死亡した女性の原因の1位は大腸がんです。

これは乳がんは自分でも触って気づくことができるのに比べて、大腸がんは検査を受けない限り見つけられないことが関係していると考えられます。

まずは自分の体を守るため、決まった間隔で便潜血検査や腫瘍マーカーを受けるようにしましょう。

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版権: adrenalinapura / 123RF 写真素材


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