• 土曜日 , 20 4月 2019

便秘を改善するための食事のポイント

スポンサードリンク

30793925_xl

日本人は便秘が多いと言われています。

その原因として日本人はもともと消化に時間のかかる和食を食べていたことから腸が長くなっているという身体的特徴と、食事が欧米化してきたことによるミスマッチと考えられています。

便秘が常習化すると、腸内環境が悪化します。

すると、便秘は腸だけの問題ではなくなります。

たとえば免疫力が落ちてがんになりやすい、内臓脂肪のコントロールが乱れて糖尿病や高脂血症になりやすいとまで言われているのです。

こうなると便秘はもはや万病の元。便秘の人は早いうちに食事を見直して、便秘を解消しましょう。

スポンサードリンク

一番のポイント食物繊維、実は2種類あります

便秘を解消するために一番話題になるのは食物繊維です。食物繊維は適切な量が便に含まれていると、水分を保持して便を柔らかくしてくれます。

しかし、食物繊維には2種類あります。一つは不溶性食物繊維と呼ばれる水に溶けない種類で、サツマイモやゴボウなどを食べたときに口に残る繊維です。もう一つは水溶性食物繊維と呼ばれるものでオクラやめかぶを食べたときのネバネバです。

便の量が少なく、腸の刺激が足りない人は、便の量を増やす目的で不溶性食物繊維をとるようにしましょう。逆に便秘と下痢を繰り返すタイプの腸やストレスが原因で便秘になっている場合には水溶性食物繊維を摂りましょう。水溶性食物繊維はいも・海藻・果物に多く含まれています。

食物繊維の1日必要量は性別年齢により違いがありますが約20gと言われています。しかし日本人の平均摂取量は14gしかありません。意識して食物繊維をとることが重要です。

便の方さは水分が決める

便が適切な水分を含んでいないと、コロコロした固い便になってしまい、おしりまで便が来ているのになかなか出ない、といった状態になってしまいます。便の固さは先に述べた食物繊維とそこに含まれる水分で決まります。固い便の人は水分にも気をつけましょう。

また水分は取るだけでも腸の動きを促し、便秘の解消につながります。さらに水の種類も可能であれば日本の軟水ではなく、欧米のミネラル豊富な硬水を飲むと、腸を刺激して動きを活発にします。朝、スッキリ排便したい人は起きがけにコップ1杯の水分を摂りましょう。

油分

じつは油分も便秘の解消には有効です。油は腸を刺激して動きを促します。さらに便が腸の中をスムーズに進むのに必要です。特にオリーブオイルに含まれるオレイン酸は腸を刺激するということで勧められています。摂取量の目安はスプーン大さじ1杯。カロリーは120kcalあるので、たくさん摂ればよいというものでもありませんので摂取量に気をつけましょう。

東洋医学的なアドバイス

便秘となると便の通り道である「大腸」が非常に大事になってきますから、大腸経のツボ(経穴)である「曲池(きょくち)」や「合谷(ごうこく)」、または「水分(すいぶん)」、「気海(きかい)」などを刺激することをお薦めします。刺激となると「鍼(はり)」や「灸(きゅう)」でなくてはいけないのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ドライヤーや蒸しタオルなどでも大丈夫です。またお灸に関しては自分できる「せんねん灸」などが手軽です。

また生薬でいうと「センナ」、「ダイオウ」という成分が入ったお薬は便秘の人には有効です。あまりに効果が出過ぎて逆に下痢気味にならないように気をつけなければいけないという点は注意してください。

食事を見直してみませんか?

食事を見直すことは、便の状態をよくするだけでなく、腸内環境を整えて全身の体調を改善します。残念ながら腸の動きは加齢とともに低下します。高齢者の中には便秘が嫌で食事量が減り、便の量が減ってさらに便秘が悪化するといった悪循環に陥ることもあります。今日から食事を見直して快適な生活を送りましょう。

関連記事

東洋医学の得意分野「未病」とは ・「肝臓」と「肝」は違います!
版権: bluezace / 123RF 写真素材


スポンサードリンク

Related Posts

2 Comments

  1. がんについて知ろう。女性に多い大腸がんとは | 東洋医学ワールド
    2015年7月24日 at 3:12 PM - Reply

    […] 関連記事 ・便秘を改善するための食事のポイント ・東洋医学の得意分野「未病」とは 版権: adrenalinapura / 123RF 写真素材 […]

  2. 1日に3食は本当に必要なのか? | 東洋医学ワールド
    2015年8月14日 at 2:43 PM - Reply

    […] ・便秘を改善するための食事のポイント […]