こんにちは!東洋医学ワールドKです。本日は肩こりについての記事になります!肩こりに悩まされている人ってけっこう多いのではないでしょうか?実は私も疲れが溜まると肩から肩甲骨の間の筋肉が硬くなり「こっているな~」と感じることがあります。症状がひどい人は肩こりが原因で頭痛を引き起こしたり、吐き気を催す人もいるそうです。そんな肩こりの原因、メカニズムや知られていない意外な事実を見てみましょう。
肩こりの原因とは
肩こりの原因は様々考えられますが、共通することは「血行不良」です。血の巡りが悪くなることが肩が重く、さらにはだるくなる要因だと考えられます。血行不良を引き起こす行動には以下のものが挙げられます。
- 長時間同じ姿勢でいること
- 冷房の効きすぎた部屋に長時間滞在すること
- 緊張して肩がすくむこと
- 重いリュックやバックを背負い続けていること
臨床で触れさせて頂く患者さんの中には人によっては鉄のように固い人もいます。鍼灸をしても対症療法的に一時しのぎという形になってしまい、根本治癒とまではいかないのが現状です。
肩こりへの対処法
鍼灸治療で一般的なものは「肩井」という経穴(ツボ)に刺激を加える方法でしょう。私は太目の鍼で筋肉の浅いところに得気を与えるように鍼を刺します。
鍼灸以外の簡単にできる方法としましては
- 毎日しっかり湯船につかる
- カイロを使う
- 首の横の筋肉を伸ばすストレッチをする
- エレキバンや円皮鍼を付ける
などがお勧めです。特に首の横の筋肉を伸ばすことは効果的です。頭の側面を逆の手でゆっくりと引き寄せるように首筋を伸ばします。右の首筋を伸ばす場合は左手で頭の右側面を左にゆっくり引き寄せ、左の首筋を伸ばす場合は右手で頭の左側面を右にゆっくり引き寄せるようにします。
「肩こり」になるのは日本人だけ!?
実は肩こりになるのは日本人だけということを知っていましたか?・・・というのも正確に言うと「海外では肩という認識が日本と違う」ということなんです。
海外では「肩」=shoulderですから肩の一番先端だったり肩関節付近のことを「肩」という認識をされているんですね。海外の方からしてみれば日本人の肩こりは「首こり」だという人も多いかもしれません。
もちろん筋肉量が少なく、体も小さい日本人は欧米の方に比べたら肩に掛かる負担は強いということも理由にあると思いますが・・・。
確かに首と肩の筋肉は繋がっていますので蒸しタオルで首筋を温めることも非常に効果があると思います。
版権: / 123RF 写真素材